




バブル全盛の頃、7億円で購入してマンションが、3億円でしか売れないと嘆いている知人がいます。これは世の中にひづみが生じた事による、ひとつの社会問題だと言えます。バブル崩壊後、建物資産価値は、劇的に変化しました。当然、ビル管理システムも厳しい景況観に整合性を高める為に変えるべきです。ゆりかごから墓場までよろしく!総て管理会社任せ!自主管理!でも構いません。しかし、生活文化・生活習慣・生活様式の変化、建物の経年劣化、土地安、金利安、建設工事費安によるマンション経営への新規参入者、それに伴う供給過剰、入居率の低下、家賃共益費の先安感、退去時の原状回復費、ビルオーナーの将来を危惧する心配事の要因は止まる所を知りません。
従って、経年と共に、補修工事(防水・塗装)等など検討すべきリスク増加しているのは確かです。それらのニーズに適合性を高め、ハイクオリティーでローコストなサービスと、資産価値の向上を目的とした観点から誕生したシステムが、私達のTotal Property Control System(T・P・C財産管理システム)です。
ビル経営は建設関連業務から設備メンテナンス業務・賃貸管理まで多種・多様・多岐に渡り、それだけ多くの知識・経験が要求されています。従って、その反面、企業間のしがらみも複雑に絡み合っているのです。その為、お客様に"Yes・No″とはっきり言えず、玉虫色で処理され、ビルオーナーに背を向けたビル管理を行っている管理会社が大半を占めている結果となっています。意図的にやっているとは言いませんが、しかし、ビル運用管理にある問題が生じ、それを解決に当たった際、それを伺い知る機会が多い事実を付け加えておきます。私達業界の内情をオープンにし透明性を高めているため、アウトロー視されていますが、(笑)しかし、昨今有難い事に、私達を歓迎するビルオーナー様からは、反面「ベンチャー企業」と喜ばれています。沢山の方々から「共鳴・共感」を憶えると、御賛同を頂く私の胸の中には、何か″使命感″にも似たものが燃え盛っています。

