いつまでも資産価値の高い建物であリ続けるためには、ムリ・ムダ・ムラのない質の高い管理が欠かせません。私たちは建物を管理されている皆様の顧問弁護士役として「お客様の答えの引出し」を開けるお手伝いをさせて頂きます。
ライフサイクルコストからみた費用構成(40年間)
企画設計費
建設費:工事費・不動産取得税・登録免許税など
保全費:設備管理費・清掃管理・環境衛生管理・保安警備など
修繕費
更新費
運用費:水道光熱費など
一般管理費:固定資産税・償却資産税・損害保険料・一般管理費・借入金金利など
※)以下の費用を除く
土地関係費、リフォーム・リニューアル・リノベーション費、建物解体費...他
建物の新築から築後40年までの間にかかる経費"ライフサイクルコスト"はイニシャルコスト(企画設計・建設費)の約4倍。小額で計算しても約4倍の経費がかかるこの事実を理解して建物計画、マンションを入手した人がどのくらいいるのでしょうか。
不具合履歴から予防知材を創り出す
建築物内に潜む日常の風景と化した様々な"不具合履歴"。
その予防を目的として、それら不具合発生の原因・背景を精査・分析・究明、そして、解明します。
この解明結果こそが資産形成上の有益性をもたらす"予防知財"となるのです。
これを建物の適材適所に駆使し、同種の不具合がいたずらに繰り返される事を軽減・回避・解消し、ひいては不具合の連鎖・増大・肥大化を抑制します。
その結果、建物の生涯コストである「ライフサイクルコスト」の大幅軽減が実現するのです。
メンテナンス留意設計の標準化
さらに、"予防知財"を新築・リフォーム時の設計コンセプトへと付加し、"メンテナンス留意設計"というビル所有者の転ばぬ先の杖とします。
多少のイニシャルコストを掛けてでもこの"メンテナンス留意設計"を組み入れることは、長期的、ひいては次世代建築物に至るまでの"ランニングコスト軽減"と"高い資産競争力保持"を可能とします。
この"メンテナンス留意設計"の考えが標準化される事が、ひいては業界飛躍の契機となり、業界発展・町の景観・文化度の向上・災害被害の軽減へ繋がっていく事になるのです。
不具合の対処の正と負の選択
お問合わせ: 株式会社環境保全管理センター