事例2:東京都 X病院
調査日 |
:平成14年5月 |
用 途 |
:総合病院 ベット数・102床 |
ビル管理会社は建設会社の子会社が請け負うという「嘘がまかり通る最悪のパターン」で管理契約が締結されていました。
設計・施行上の問題が明るみに去れず、不正が横行し、それが極自然に補修費として正当化される状態にあったと言えます。
管理コストのムリ・ムラ・ムダを一掃
多岐にわたる管理項目の一つ一つを包括的な視点から見直し、品質向上+適正価格化を実現。オーバークオリティ部分やいたずらなコストカットによる品質低下を回避、ムリ・ムラ・ムダのない最大の費用対効果を実現。
全体的なコストダウン(標準バリュー化)を図りつつ、不足していた植栽管理・害虫防除項目を追加。管理の品質を向上させながら年間約23%の管理コストの削減を実現しました。
現場システムの見直しにより、日常の作業効率向上・自己リスクを軽減
現場を隅々まで調査し、"スタッフの作業効率"・"人身事故リスク"・"劣化加速の要因"を徹底追求!
根本的な原因解決と対策構築を行うことにより、目に見えないコスト削減効果とリスクコントロールを実現。
清掃システムはワックス管理からコーティング管理に切り替え、日常清掃の作業時間が短くなり、美観向上・コスト削減が可能になりました。
管理メニューの比較(年額)
業務内容 | 以前の管理費 | ProAMS管理費 | 差額 |
---|---|---|---|
受変電設備点検 | 414,000 | 270,000 | 144,000 |
空調点検 | 828,000 | 700,000 | 128,000 |
貯水槽清掃 | 340,000 | 192,000 | 148,000 |
揚水ポンプ制御盤点検 | 25,000 | 10,000 | 15,000 |
飲料水水質調査 | 84,000 | 40,000 | 44,000 |
グリストラップ清掃 | 96,000 | 50,000 | 46,000 |
給油設備点検 | 195,600 | 114,000 | 81,600 |
消防設備点検 | 352,800 | 210,000 | 142,800 |
自動ドア保守点検 | 150,000 | 70,000 | 80,000 |
非常用発電器 | 25,000 | 消防点検費に含む | 25,000 |
ハロン消火器点検 | 116,400 | 65,000 | 51,400 |
EV保守点検 | 438,000 | 201,000 | 237,000 |
ダムウェーター保守点検 | 127,200 | 72,000 | 55,200 |
定期清掃 | 2,908,800 | 2,280,000 | 628,800 |
日常清掃 | 3,564,000 | 2,736,000 | 828,000 |
植栽管理 | - 施工なし - | 78,000 | + 78,000 |
害虫防除 | - 施工なし - | 384,000 | + 384,000 |
合 計 | 9,664,800 | 7,472,000 | 2,192,800 |
2,192,800円